2005年09月07日

おしえて!「過去数年で最も土砂災害の危険が高い」って?

【 Blog Ranking 】 人気blogはこちら




現在も、各地に大きな被害や影響をもたらしながら、

北上中の台風14号。

自然の驚異のまえに我々ができうる備えは無いのでしょうか?

今回も、多くの犠牲者や、行方不明者、そして家屋への被害が発生、

例年のことながら、防災対策の重要性をもっともっと認識しなくては!



今日は、『大雨警報』についてのお話しです。



各地で集中豪雨があった場合、大雨警報がだされます。

ところが、さらに雨の量が増えると、



警報の「重要変更!」という見出しで、



「××町では、過去数年間で最も土砂災害の危険性が高まっています」



という、気象情報が発表になります。



さて、この言葉の意味は????





まず「土砂災害」という言葉についてです。

土砂災害とは「がけくずれ・山くずれ・地すべり」

の3つのことを指すと考えてください。

大雨というのは、それ自体よりも大雨によって地盤が緩んで

起こる土砂災害で亡くなってしまう人が多くて、 それだけに恐ろしいものです。



土砂災害の起こる仕組みですが、雨が降るとその水は地面にしみこみます。

これが都市部ですと地面がアスファルトで覆われているのでしみこまずに、

そのまま排水溝に流れ込んで溢れ、道路が冠水したり、

住宅が浸水してしまったりします。

このような水害は都市部によく見られるので、都市型水害といいます。



山間部の場合は地面にしみこんで地盤が緩みます。

さらにどんどん雨が降ると、地面に蓄えられる水の量には限界があるので

山くずれが起こります。

そしてその麓にある家が土砂に埋まったり押し流されたりする

という被害を受けます。



この恐ろしい土砂災害はどうやって予測するのでしょうか。

土砂災害は雨によって起こるので雨量を判断材料にしますが、

雨量のほかに土壌雨量指数(SW I:Soil Water Index)というものを使います。

これは土の中にどれだけ水を溜め込んでいるかを表す指数で、

この程度によって「過去数年間で…」という警報を出したりします。

具体的に言うと、今の土壌雨量指数が過去10年間で歴代何位ぐらいの

数字なのかという見方をするのです。



実際には2.5キロ×2.5キロで区切った地図の升目毎にたくさん数字が書いてあって、

その数字が過去10年間の指数の順位になっています。

大雨が降るとその順位がどんどん上がっていきます。

1位や2位になってくると、それが歴代10年間で最も土の中に雨を

たくさん含んでいるという状態です。

既に大雨警報を出していて、

そこに加えて今にもくずれそうだというときに



「××町では、過去数年間で最も…」という言葉を使います。



この警報を出すときには厳重な警戒を呼びかける市町村を指定します。



皆さんも「過去数年間で最も…」という言葉を聞いたときは、

「ああ、土の中がもういっぱい水を含んで、

今にもくずれそうになっているんだな」と思い出してください。







□ 警報の「重要変更!」について

□ 土壌雨量指数とは 

□ 雨が止んでも厳重な警戒を





005-005.gif

いつも応援ありがとうございます。

1クリック投票お願いします♪


posted by こぶる at 10:27| 愛媛 ☔| Comment(0) | TrackBack(1) | がんまえ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック


Excerpt: 危険危険(きけん)とは、未来において、損害や損失が発生する可能性があることである。最悪の場合は、そのものの存続が危うくなる。リスクも参照すること。.wikilis{font-size:10px;col..
Weblog: 災害を知るHP
Tracked: 2008-02-27 13:01
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。